療育と発達

療育と発達

療育とは発達支援ともいい、言葉がなかなか出てこない、周りの人に関心を持たない、特定のものに強いこだわりを持つなどといった子どもたちや、身体に先天的または後天的に困難を生じている子どもたちに対し、個々の発達の状態や特性に応じて今の困りごとの問題を探り、より良い導きをすると共に、将来の自立と社会参加を目指すための支援を行うことを言います。

子どもたちは、一人ひとり発達のスピードやバランスが異なりますが、その子の発達の状況や特性に応じた関わりをすることにより、できることを増やしたり、隠れている力を自ら引き出していきます。そのために、私たちは子どもたちとしっかり向き合い観察を綿密に行うことが必要です。

私たちは2020年から児童発達支援センターを開所いたしました。これまでの放課後等デイサービス事業での経験から、幼児期の療育の必要性を強く感じたためです。幼児期の子どもたちは、障がいのあるなしに関わらず目覚ましく成長していくのだということを肌で感じ取らせてもらっています。基盤をしっかり固めたうえで、さらに子どもたちは成長していきます。その途中、9歳の壁や思春期といった壁がありますが、それらを一緒に乗り越え成長を見守っていきます。

子どもたちの困りごとや発達状況、障害特性に応じて、個別の支援計画を作成し、支援を進めておりますが、私たちだけではなく家庭においても同一方向で支援していただけるよう、面談にて支援内容を一緒に確認しております。  おうちの方との協力体制や、園や学校などの関係する機関との連携のもと、その子に応じた発達支援を行うことがとても大切と考えています。

五領域プログラム

TOP